平河ヒューテック、フィリピンに新工場建設
2018年5月28日
電線、ネットワーク機器、光中継システムなど製造する平河ヒューテック(東京都品川区)は23日、フィリピン・マニラに新工場を建設すると発表した。
近年、自動車のADAS等の安全性を高める装備の搭載が拡大し、車載用ケーブルの需要拡大が見込まれている。
また、ICT向けの機器用ケーブル市場、医療用特殊チューブ市場、エネルギー産業関連ケーブル市場、各種ワイヤリングハーネス市場においても、グローバル化の進展をともなって市場が拡大すると期待されている。
今回、需要拡大に対応するため、グループ生産能力の増強や最適化、グローバル市場への対応能力の向上を目的に新工場を建設し、日本、中国、北米で展開している各ビジネスを結びつけ、アジア・オセアニア市場への拡大を目指す中核拠点を構築する。
■ 新工場概要
所在地:フィリピン・マニラ近郊工業団地(取得予定)
総投資額:約50億円
延床面積:約30,000㎡
生産品目:車載用ケーブル、機器用ケーブル、医療用特殊チューブ、ワイヤリングハーネス、エネルギー産業関連ケーブル等
操業開始予定:2021年