日本通運、マレーシア・シャーラムに新倉庫建設
2018年5月31日
日本通運(東京都港区)は30日、マレーシア日本通運がセランゴール州のシャーラム工業地区で、新倉庫建設の地鎮祭を9日に行ったと発表した。
近年、マレーシアの経済成長率は約5%と堅調に推移している。同国では、国民所得の上昇により個人消費の伸長が著しく、今後は消費財の流通量増加に伴い、国内物流・倉庫需要が高まると見込まれている。
シャーラム工業地区は、マレーシア最大の消費地である首都クアラルンプールに近く、主要港であるポートケラン港、クアラルンプール国際空港へのアクセスが良く、物流拠点として好適な立地にある。
マレーシア日通では、同地域での国内販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、空調施設を利用した定温保管やハラール商品の保管・配送など高度化する顧客ニーズに応えるため、拠点の新設を決定した。
■ 物流施設概要
所在地:Lot72, Persiaran Jubli Perak, Seksyen22, 40300 Shah Alam, Selangor Darul Ehsan, Malaysia
敷地面積:59,336㎡
延床面積:63,421㎡
:倉庫面積/47,373㎡(空調設備 約9,000㎡含む)
:事務所/4,251㎡
:庇部分他/11,797㎡
主要設備:高床ホーム、1・2階接車バース(ランプウェイ方式)
開業予定:2019年12月