オプトラン、上海に第三建物/研究開発・増産体制確保
2018年6月5日
真空成膜装置を製造するオプトラン(埼玉県川越市)は4日、上海工場内に第三建物を建設すると発表した。
今回、主力工場である中国・上海工場の研究開発施設拡充と増産体制確保のため、第一・第二工場に加え、研究開発用に第三建物を建設する。また工場の一部の装置生産への転用を行う。
建設費用は約3億円。総土地面積は4,600㎡。地上3階・地下1階の建物は第一工場と空中回廊で接続される。
研究開発施設の完成は2019年10月を予定。完成後は、2つの工場に分散している研究開発機能を第三建物に集約し、生産現場での生産研究開発を強化する。
また、増産体制を図るため、第二工場(広さ12,000㎡)の1/4部分を占めていた部品加工部門を装置組み立て用に転用し、装置増産体制を確保する。転用工事は2018年6月の完成を予定している。
■ 施設概要
会社名:光馳科技(上海)有限公司
所在地:中国・上海市宝山城市工業園区
投資額:約3億円(建設費用)
土地面積:4,600㎡
構造:地上3階・地下1階
完成予定:2019年10月