新日本電工、徳島工場の電極ペースト製造設備が稼働
2018年6月11日
鉄鋼メーカーの新日本電工(東京都中央区)は8日、徳島工場で建設を進めていた電極ペースト製造設備が完成し、稼働を開始したと発表した。
電極ペーストは、同社の主力製品である高炭素フェロマンガンを製造するための電気炉の電極原料。
これまで、子会社であった旧日電カーボンから供給を受けていたが、電極ペースト製造技術は、合金鉄メーカーのコア技術の1つであり、同技術を保持することの意義は大きいという。
今回、電極ペーストの製造を内製化することで、競争力の向上と安定生産に繋がると判断し、高炭素フェロマンガンの主力製造工場である徳島工場内に電極ペーストの製造設備を新設した。
■ 設備投資概要
所在地:徳島県阿南市橘町幸野62番地1(徳島工場)
製造品目:電極ペースト
稼働開始:2018年6月