工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

森永製菓、93億円で「高崎第3工場」建設

2018年6月14日

 森永製菓(東京都港区)は14日、群馬県高崎市に高崎第3工場を建設すると発表した。

 同社は、「inゼリー」など健康切り口商品の「ウェルネス領域」で、高まる健康ニーズに対応した商品の開発と拡大を目指している。

 高崎工場は、主力品の効率的な生産の強化を目的とするフラグシップ工場として、2011年に第1工場、2013年に第2工場の操業を開始し、現在は「ハイチュウ」「カレ・ド・ショコラ」「森永ビスケット」などの主力品の製造を行なっている。

 今回の高崎第3工場の建設により、チョコレートの主力品「カレ・ド・ショコラ」「ダース」の生産拠点を高崎工場に集約し、生産効率化を推進する。

 同社の2018中計(2018年度~2020年度)では、既存施設設備の維持更新・改修投資などの通常投資に約120億円。高崎第3工場建設を含む生産再構築に約280億円の計約400億円を計画している。

■ 新工場概要

名称:高崎第3工場
所在地:群馬県高崎市宮原町2-1
投資額:93億円(建物等)
延床面積:35,450㎡
主要生産品目:「カレ・ド・ショコラ」「ダース」
構造:鉄骨造・2階建
着工予定:2019年4月
竣工予定:2020年4月
稼働開始予定:2020年9月

このエントリーをはてなブックマークに追加