横浜冷凍、埼玉県幸手市に新物流センター
2015年12月14日
食品卸売事業および倉庫事業を行う横浜冷凍(横浜市西区)は8日、埼玉県幸手市の幸手中央地区産業団地内に幸手物流センター(仮称)を建設すると発表した。
同社は圏央道沿線で、加須、加須第二、鶴ヶ島、伊勢原の各物流センターを既に稼働させており、同センターを併せた5つの物流センターよるネットワークを活用する。
建設予定地である幸手中央地区産業団地は、圏央道幸手インターチェンジに隣接。圏央道に繋がる東北道・関越道へのアクセスも良く、好立地条件だとされている。
冷凍設備には、温度や湿度の変化が少なく、貨物の品質維持に最適な自然対流であるRD(リターンダクト)冷却方式を導入。プラットホーム内を陽圧化するとともに廃熱を利用して除湿をおこなうハイブリッドデシカント陽圧システム、小口の荷物などにも迅速に対応が可能な電動式移動ラックを採用。冷媒には自然冷媒のアンモニアとCO2を使用、施設屋上に615キロワットの太陽光発電システムを設置する。
■ 新物流センター概要
名称:幸手物流センター(仮称)
所在地:埼玉県幸手市大字神扇、平須賀・神明内幸手中央築産業団地
構造:鉄筋コンクリート造3階建
敷地面積:12,500㎡
延床面積:18,500㎡
冷蔵収容能力:20,800トン
F級:17,700トン
C&F級:2,500トン
C級:600トン
着工予定:2016年4月
竣工予定:2017年