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住友理工、タイの新工場が稼働開始/事務機器向け精密部品を製造

2015年12月14日

 住友理工(愛知県小牧市)は9日、タイ現地法人のSumiRiko Chemical and PlasticProducts (Thailand) Ltd.(SRK-CP)で開所式を行ったと発表した。

 タイでは、現在SRK-CPを含めて計5拠点で防振ゴムやホースなど自動車用品のほか、練りゴムなどを製造・供給している。

 SRK-CPは、同社グループの事務機器向け精密部品分野における初めての海外生産拠点として、2012年10月に設立。2014年3月より量産を開始し、タイをはじめとするASEAN諸国やアジア各国に展開する事務機器メーカー向けに広く製品を提供していくという。

 今後SRK-CPを軸に、成長著しいアジア各国へ高い品質の製品を安定的に供給し、成長市場と位置付けるICT分野のさらなる発展に努めていくとしている。

■ 新工場概要

名称:SumiRiko Chemical and Plastic Products (Thailand) Ltd.
所在地:300/61 Moo 1, Tambol Tasit, Amphur Pluakdaeng, Rayong, 21140, Thailand
投資額:約25億円(初期投資額)
設立:2012年10月
敷地面積:約33,200㎡
建屋面積:約9,000㎡
事業内容:事務機器向け精密部品の製造・販売
従業員数:136人(2015年3月末現在)
売上高:約40億円(2018年度見込み)

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