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アイカ工業、茨城県古河市に新工場

2018年7月4日

 アイカ工業(愛知県名古屋市)は3日、高級人造石「フィオレストーン」の加工・出荷を行う新工場を茨城県古河市に建設すると発表した。

 今回、首都圏を中心とした大型物件の受注計画により「フィオレストーン」の更なる売上拡大が見込まれることから、現在外部工場へ委託している加工工程を行う拠点を増設するため、茨城工場の敷地内に新工場を建設する。

 新工場の稼働により、フィオレストーン加工品の生産能力を約8割増強し、現在4~6週間程かかる納期を約3週間に短縮できる見通し。運営は、カウンターの開発や加工に強みを持つ100%子会社のアイカインテリア工業が行う。

 また、これまで中部や北陸地方の外部工場へ委託していた加工拠点に、主な納入先である東京都市部に近い茨城工場を追加することで、物流コストの削減に繋げる。今後、フィオレストーンを含む同社の人工大理石事業全体として、2020年度に売上高50億円を目指す。

■ 新工場概要

所在地:茨城県古河市大和田1778番地
投資額:約10億円(茨城工場全体)
延床面積:約3,436㎡(新工場と事務棟の合計)
事業内容:高級人造石「フィオレストーン」の加工
新規雇用予定:約30名
着工:2018年5月
完成予定:2018年12月
稼働開始予定:2019年1月

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