テルモ山口D&D、本社工場に薬剤充填済み注射器の設備増設
2018年7月10日
テルモは9日、子会社のテルモ山口D&D(山口県山口市)が、本社工場に薬剤充填済み注射器の生産設備を増設すると発表した。
投資額は約70億円で、2018年8月着工、2021年4月の稼働を予定している。これにより、テルモ山口D&Dの生産能力は約2倍となる。
テルモ山口D&Dでは、医薬品と医療機器を組み合わせた製品であるドラッグ&デバイス製品を生産している。今後は、欧州で販売承認申請の審査中である「アダリムマブ」バイオシミラー(開発番号:FKB327、先発薬:ヒュミラ)の製剤の受託製造などを行う予定。
■ 増設概要
所在地:山口県山口市佐山3番22(山口テクノパーク)
投資額:約70億円
生産品目:ドラッグ&デバイス(D&D)製品
生産能力:約2倍
着工予定:2018年8月
稼働予定:2021年4月