椿本チエイン、埼玉工場内のマテハン新工場が稼働
2018年7月12日
椿本チエイン(大阪市北区)は10日、埼玉工場内にマテハン新工場を建設し、6月より生産を開始したと発表した。
今回、旧マテハン工場(1962年竣工)の老朽化と商品構成の変化に対応するため、建設を決定。「魅せる開発工場」をコンセプトに、マテハン事業のマザー工場としての機能充実、新商品・新技術開発機能の拡充を図るとともに、展示場併設工場として4月18日に竣工、設備移転を経て6月より稼働を開始した。旧マテハン工場は解体の後、自動車部品の新工場棟建設が決まっている。
新工場は、新商品開発のスピードアップと品質向上、コスト低減をねらいに、開発設計から製造まで自社工場での一貫体制を構築する。
また、組立・メンテナンス作業の技能伝承・向上をねらいに、モノづくり工房、メンテ工房を設置。多能工化による品質向上、顧客満足度向上を図る。
さらに、製造設備に加え、屋上緑化、太陽光発電、照明LED、省エネ空調など、環境対応型のインフラ設備を採用。CO2排出量半減を目指す。
■ 新工場概要
所在地:埼玉県飯能市新光20(埼玉工場内)
建築面積:7,672㎡
延床面積:8,974㎡
構造:3階建
着工:2017年6月13日
竣工:2018年4月18日
生産開始:2018年6月