AGC、千葉工場で医薬品原液の設備増強
2018年7月17日
AGC(東京都千代田)は12日、千葉工場のGMP対応合成医薬品中間体・原薬の製造設備を大幅に増強すると発表した。
今回の設備増強に伴い、GMP対応合成医薬品製造能力は約10倍となる。2019年10月より稼働を開始する予定。
これまで、主に開発医薬品のCDMO事業を行ってきたが、今回の増強により、開発医薬品から商用医薬品まで一貫して生産できる体制を構築し、より高度なワンストップソリューションを実現する。
また同設備は抗がん剤等に代表される、高薬理活性医薬原体などの取扱いの難しい原薬も製造可能で、顧客の幅広い要望への対応が可能となる。
■ 設備投資概要
所在地:千葉県市原市五井海岸10(千葉工場)
事業内容:医薬品の製造
生産能力:約10倍(GMP対応合成医薬品)
稼働開始予定:2019年10月