三菱電機、兵庫県尼崎市の新実験棟が竣工/22億円を投資
2015年12月14日
三菱電機(東京都千代田区)は9日、兵庫県尼崎市の先端技術総合研究所敷地内に建設していた新実験棟が竣工したと発表した。
新実験棟の新設により、大型の実験・評価設備を拡充し、成長戦略推進の要である空調冷熱、昇降機や環境・材料などの基盤技術開発を進める。
先端技術総合研究所は、同社グループ全体の事業に関わる最先端技術の開発拠点であり、事業を支える基盤研究から新製品開発、将来の新事業の芽となる技術まで、幅広い分野における研究開発に取り組んでいる。
今後、敷地内の実験施設の一部を順次新実験棟に統合し、研究開発環境を整備するという。
■ 新実験棟概要
所在地:兵庫県尼崎市塚口本町八丁目1番1号
投資額:約22億円
建築面積:約1,190㎡
延床面積:約4,500㎡
構造:鉄骨造、地上6階建
用途:空調冷熱、昇降機、環境・材料などの研究開発
環境・省エネ対策:全フロアLED照明
:建屋全体および実験室の電力を見える化
:断熱性の高いサンドイッチパネルを外壁に採用
着工:2015年2月
竣工:2015年12月
稼働開始予定:2016年2月