日亜化学、鳴門工場に新生産棟/160億円投資
2018年7月27日
日亜化学工業(徳島県阿南市)は25日、徳島県鳴門市の鳴門工場に新生産棟を建設し、LED応用製品の生産体制を強化すると発表した。
初期投資額は約130億円。2021年までに建設費と合わせて約160億円を見込む。延床面積は約45,000㎡の鉄骨造地上6階建。2018年8月の着工、2020年5月の竣工を予定している。
2021年には鳴門工場の応用製品の生産能力を現在の約2倍へ増強する計画であり、それに伴い同時期に人員を50名から100名程度増員する見込み。
LEDは、主に照明向けやバックライト向けの需要が堅調に推移するとともに、自動車の内外装等車両への搭載や産業機器用途など様々な分野への利用が広がっており、今後の更なる市場の拡大が予想されている。
今回、これら多様なニーズに対応可能な商品群を安定供給するほか、従来光源の置き換え需要だけでなく新たな市場を開拓するため、LED応用製品の新生産棟を建設する。
■ 新生産棟概要
所在地:徳島県鳴門市大麻町市場川向一 38-2(鳴門工場)
投資額:約160億円(2021年まで 建設費含む)(初期投資額:約130億円)
延床面積:約45,000㎡
構造:鉄骨造(S造)免震構造 地上6階建
寸法:東西122m×南北59m×高さ48m
用途:LED応用製品の生産
生産能力:現在の2倍(2021年)
着工予定:2018年8月
竣工予定:2020年5月