アスクル、福岡の新物流センターが稼働/100億円を投資
2015年12月15日
オフィス向け用品などの通信販売を行うアスクル(東京都江東区)は11日、福岡県福岡市に新設した「ASKUL Logi PARK福岡」を12月30日から本格的に稼動すると発表した。
「ASKUL Logi PARK 福岡」は、コンベヤを中心としたマテハン設備に同社のノウハウを施した出荷型の最新鋭の物流センターとなる。延床面積は約54,842㎡(約15,984坪)と福岡センターの約2倍の広さを誇る。設備効率を最大限に生かすため、2フロアに跨ぐ高さ約14mのメーカー最大級のケース自動倉庫による在庫移動(補充)の自動化や自動梱包機I-packの導入による梱包工程の効率化など、自動化、省人化、省資源化をテーマに自社設計したという。
同施設は物流施設内に本格的な調理設備を設置し、スタッフへの昼食の無償提供を開始する。食堂運営は、学校法人中村学園事業部(福岡県福岡市)に業務委託する。その他、太陽光発電設備の設置や倉庫内照明のLED化など環境対応型の施設となっている。
立地面では、博多港、福岡空港、博多駅、福岡インター、JR貨物など、陸海空の交通連結点が半径10km以内に集積するなど物流施設として好適な立地だという。
■ 新物流施設概要
名称:ASKUL Logi PARK福岡
所在地:福岡市東区みなと香椎2-25-12
投資額:約100億円(土地、建物、マテハン総計/交付金含まず)
交付金:約14億円(土地・建物・設備の合計)
敷地面積:約24,905㎡
延床面積:約54,842㎡
建物階数:地上4階建
主な付帯設備:従業員向け食堂、太陽光発電設備、倉庫内照明のLED化