日通、ミャンマーに新倉庫/17年の竣工予定
2015年12月15日
日本通運(東京都港区)は14日、ミャンマー連邦共和国ティラワ特別経済区(SEZ)に「日通ロジスティクスミャンマー株式会社」を設立、新倉庫を建設すると発表した。
近年、ミャンマーは外国投資に牽引され、ASEAN諸国の中でも高い経済成長率を示しており、同国において更なるロジスティクス機能を強化するため、ティラワSEZへ進出を決定。同SEZは、日本とミャンマーの官民が共同開発をした工業団地で、2015年9月23日に開業、既に13カ国、47社が進出を決めている。
新会社は、航空フォワーディング、海運フォワーディング、通関、国内輸送(保税輸送を含む)、倉庫、引越、重機建設等の総合物流サービスを提供する。
新倉庫は敷地面積約50,575㎡、延床面積約5,275㎡で鉄骨造平屋建。2017年の竣工を予定する。
同社によると、ミャンマーには、今後も複数のSEZを開発する計画があり、さらなる発展が期待されている。同社グループは既にタイ・ミャンマー間クロスボーダー輸送網も整備、2015年12月のASEAN経済統合で、今後盛んとなることが予想される東南アジア諸国との物流ネットワークを拡充していくとしている。
■ 新倉庫概要
会社名:NITTSU LOGISTICS MYANMAR COMPANY LIMITED
所在地:Lot No.A-9 Zone Thilawa Special Economic Zone,Yangon,The Republic of the Union of Myanmar
敷地面積:約50,575㎡
延床面積:約5,275㎡
構造:鉄骨造 平屋建
竣工予定:2017年