ダイハツ工業、京都工場に新棟建設/350億円投資
2018年8月31日
ダイハツ工業(大阪府池田市)は30日、京都府大山崎町の京都工場内に新棟を建設し、大規模改修すると発表した。
投資額は約350億円。新築延床面積は4万2千㎡。今年9月に着工し、2022年の完工を予定している。
京都工場は、「シャレード」「パイザー」「テリオス」などダイハツの主力小型車に加え、「プロボックス」「サクシード」や「シエンタ」「ポルテ」などトヨタ自動車の小型車や商用車の受託生産などを行っている。
新工場では、開発を進めている次世代新型車生産も視野に、ダイハツの生産におけるキーワード「SSC(シンプル・スリム・コンパクト)」を進化させる。
また、これまで培ってきた伝統を受け継ぎながら、最新技術を織り込むことで、高品質なスモールカーの生産を行うほか、CO2削減など環境負荷にも配慮した工場とする。
■ 新工場概要
所在地:京都府乙訓郡大山崎町字下植野小字北細池1番(京都工場)
設備投資:約350億円
延床面積:約42,000㎡(新築部分のみ)
リフレッシュ工程:塗装、組立など
着工予定:2018年9月
完工予定:2022年頃(段階的に操業を開始)