半導体用材料、光ファイバー用材料、太陽電池用材料などを製造するトリケミカル研究所（山梨県上野原市）は15日、同社が保有している土地に新工場を建設すると発表した。

　近年、最先端半導体に向けた新規材料ニーズの高まりを受け、同社が中期経営計画で取り組む同工場の生産能力の拡大、管理体制の向上のための施策を発展させ、空地に新棟を建設する。

　新工場棟では、新規材料の量産化を図るとともに、現主力製品についても生産キャパシティの拡大、及び生産体制の効率化を図ることで、業績拡大につなげるとしている。

　投資額は3.5億円、延床面積約1,058㎡、2016年1月の着工、2016年7月の竣工・稼働を予定している。