サントリー食品インターナショナル、長野・大町市に天然水の生産拠点
2018年9月10日
サントリー食品インターナショナル(東京都中央区)は7日、長野県大町市に新工場を建設すると発表した。
取得面積は約41万㎡。「サントリー天然水」を年1,000万ケース製造する。敷地内には製造棟のほか倉庫棟を建設し、製造・保管・配送拠点となる。2019年春の着工、2020年末の稼働開始を予定している。
「サントリー天然水」は、2016年、2017年と連続で年間販売数量1億ケース超えを達成。2018年は、1億1千万ケースを超える計画を立てており、上半期では対前年109%と大きく伸張している。
現在、「南アルプス(山梨県)」、「阿蘇(熊本県)」、「奥大山(鳥取県)」の3エリアから供給しているが、さらなる安定供給体制を構築するため、4つ目の水源を探していた。
今回、60箇所を超える候補の中から、豊かな自然に囲まれ、良質な水に恵まれた長野県大町市への進出を決定した。
■ 新工場概要
所在地:長野県大町市常盤西山地区
取得面積:約410,000㎡
主要建物:製造棟・倉庫棟
事業内容:「サントリー天然水」の製造、保管、配送
年間生産能力:1,000万ケース(予定)
着工予定:2019年春
稼動予定:2020年末