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グローバル・ロジスティック・プロパティーズ、千葉のGLP八千代が竣工

2015年12月21日

 物流施設の開発・運営管理などを行うグローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)【本社:東京都港区】は17日、千葉県八千代市に建設を進めてきたGLP八千代の竣工式を行ったと発表した。

 立地としては、首都圏を環状に結ぶ国道16号線内の工業団地の一角に位置し、京葉道路花輪ICから約10km、東関東自動車道千葉北ICから約11kmと、千葉県を中心としたエリア配送に加え、広域配送にも適した立地となっている。周辺は住宅地が広がる人口集積地であり、東葉高速鉄道線八千代緑が丘駅から徒歩圏内に位置するため、労働力を確保するのにも適している。

 施設の特徴として、1・2階アクセスによる2フロア・オペレーションが可能。スロープを2か所設けることにより2階部分についてワンウェイ利用が可能となる。1階は両面バースで、1・2階合わせて10トン車60台、4トン車94台が利用可能で、180台の乗用車駐車場、108台の駐輪場、10台のトラック待機場を設置。

 環境面では、全館LED照明を設置し、CO²排出量および消費電力約57%減(一般蛍光灯比)。1,864KWの太陽光発電パネルを設置。外壁に高断熱性能のサンドイッチパネルを使用。免震構造とプレキャストコンクリートの採用により、建設工事の合理化と長寿命化が可能となり、ライフサイクルCO²を約12%削減する。

 同施設には、興伸(東京都江戸川区)の入居が既に決まっており、その他複数企業と賃貸借契約に関し、交渉中だとしている。

■ 新物流施設概要

施設名称:GLP八千代
所在地:千葉県八千代市吉橋1095-1
敷地面積:33,943㎡
延床面積:71,939㎡
着工:2014年9月
竣工:2015年12月

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