ダイフク、米・インディアナ州に新工場
2018年9月21日
ダイフク(大阪市西淀川区)は20日、米国子会社のWynright Corporation(以下:Wynright社)は、インディアナ州ホバート市に新工場を建設し、イリノイ州内にある2工場を新工場に集約・統合すると発表した。
同社の2017年度の海外売上高比率は67%となっているが、今後さらに海外展開を進めていく中で、海外グループ会社の重要性は高まっている。同社は、海外売上の拡大に対応するため、これまでの日本を中心とした生産体制から、グループ全体の最適調達・生産体制に移行し、生産性・収益性の向上を目指している。
Wynright社の新工場は、2018年秋に着工し、完成後の2019年末から仕分けシステム、コンベヤ、自動倉庫などの物流システムの製造を開始する。
新工場の建設により、同社の生産能力は従来の約2倍となり、2021年までに最大582人の雇用を新たに創出する計画。
■ 新工場概要
会社名:Wynright Corporation
所在地:米国・インディアナ州ホバート市(ノースウィンドクロッシングズビジネスパーク内)
投資額:26百万米ドル(約29億円/土地、建物、設備含む)
敷地面積:178,061㎡
延床面積:29,766㎡
構造:1階建て
事業内容:仕分けシステム、コンベヤ、自動倉庫などの物流システムの製造
生産能力:従来の約2倍
着工予定:2018年秋
稼働開始予定:2019年末