スター精機、出雲工場を増設
2018年10月11日
産業ロボットの製造を行うスター精機(愛知県丹羽郡)は、島根県出雲市の出雲工場を増設する。10月15日に島根県庁にて立地計画認定書交付及び調印式が行われる予定。
投資額は約4億円。延床面積は1,080㎡の鉄骨造2階建。操業後3年間で8名の新規雇用を予定。2020年1月の操業開始を予定している。
出雲工場で生産している自動取り出しロボットは、同社が世界で初めて開発した製品であり、プラスチックなどの合成樹脂成形を行う多様な産業で用いられ、国内外で高いシェアを有している。
今回、自動車産業を中心に、長尺タイプの自動取り出しロボットの需要が増加していることから、長尺部品の一部を県外企業に外注していた従来の方法を内製化に切り替えるため、工場棟の増改築と生産設備の増強を行い、生産効率の向上と生産力の強化を図る。
■ 増設概要
所在地:島根県出雲市斐川町直江3538番地(出雲工場)
投資額:約4億円
延床面積:1,080㎡
構造:鉄骨造2階建
事業内容:合成樹脂成形用の自動取り出し機の製造
新規雇用予定:8名(操業後3年間)
操業開始予定:2020年1月