大和ハウス工業（大阪市北区）は11日、福島県郡山市の郡山中央工業団地に開発を計画していた、大型マルチテナント型物流施設「DPL郡山」を着工すると発表した。

　施設は、平屋建てで延床面積約38,000㎡の広さを誇る福島県「中通り」地区最大となる物流施設。インターネット通販事業者や小売業者、東北全域への配送を手掛ける事業者等、複数のテナント企業様の入居を想定したマルチテナント型物流施設として、昨今の物流業界における市場環境の変化に伴った幅広い物流ニーズに応える。

　また、同物件の隣接地には、5区画（約6,000㎡～約26,400㎡）の工業団地を設けた。企業の物流施設や製造施設、研究所など事業展開に沿った大型施設をはじめ、エリア拠点の新設などが可能な団地となっている。

　場所は、東北自動車道「郡山IC」まで約9.7km、「郡山南IC」まで約9.3km、磐越自動車道「郡山東IC」まで約10.5kmと、東北全域へのアクセスが容易。また、JR東日本「郡山駅」まで約3.8kmと職住近接の就労環境が整っている。