工場・物流施設を中心とした設備投資情報を配信

三菱電機、郡山工場の新生産棟が完成

2018年10月15日

 三菱電機(東京都千代田区)は11日、コミュニケーション・ネットワーク製作所 郡山工場(福島県郡山市)に建設を進めていた新生産棟が竣工したと発表した。

 光通信・無線通信機器や映像監視システム市場は、IoT社会の進展による通信トラフィックの増加をはじめ、ビッグデータやAIを活用したソリューションの多様化などにより需要拡大が見込まれている。

 今回、コミュニケーション・ネットワーク製作所 郡山工場に省エネに配慮した新生産棟を建設し、光通信・無線通信機器、映像監視システムなどの生産規模を約2倍に増強することで需要拡大に対応する。

 さらに、IoT機器を活用した生産効率化の取り組みにより、品質向上・工期短縮・コスト競争力強化を図ることで事業拡大を目指す。

■ 新生産棟概要

所在地:福島県郡山市栄町2番25号(郡山工場)
投資額:約26億円
建築面積:約3,800㎡
延床面積:約7,600㎡
構造:鉄骨造2階建
主な生産品目:光通信機器、無線通信機器、映像監視システム(ネットワークカメラ)
環境・省エネ設備:太陽光発電システム(発電容量200kW)、ヒートポンプ式空調システム、LED照明(約1,000台)、電力設備監視システム、スーパー高効率トランス、全熱交換器(換気システム)など
竣工:2018年10月11日

このエントリーをはてなブックマークに追加