ナブテスコ、航空機器事業の新工場が完成
2018年10月26日
ナブテスコ(東京都千代田区)は24日、航空機器を生産する岐阜工場(岐阜県不破郡垂井町)敷地内に建設を進めていた「アクチュエーター棟」が完成したと発表した。
同社は岐阜工場において機体の飛行制御システム「フライト・コントロール・アクチュエーション・システム」を中心に航空機向けの各種装備品を生産している。
完成した「アクチュエーター棟」は、2016年に完成した「精密部品棟」、「表面処理棟」を含め、フライト・コントロール・アクチュエーターの材料調達から完成までの一貫生産体制を構築し、高自動化生産ラインと IoT活用により品質・生産性の向上を図ることで、「ボーイング 737MAX/777X」や「MRJ(Mitsubishi Regional Jet)」等の民間機を中心とした需要拡大に対応する。
■ 新工場概要
所在地:岐阜県不破郡垂井町宮代1110-1(岐阜工場)
延床面積:8,263㎡
竣工:2018年10月