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新日鐵住金、国内2拠点で製銑設備更新/920億円投資

2018年11月5日

 新日鐵住金は2日、北海製鉄 第2高炉と名古屋製鐵所第3コークス炉の改修およびリフレッシュ工事を行うと発表した。

 同社は、2020年中計の主要施策の1つである「国内マザーミルのつくる力の継続強化」の一環として、新日鉄住金室蘭製鐵所構内において製銑設備を保有する北海製鉄の第2高炉の改修と名古屋製鐵所第3コークス炉のリフレッシュ(炉形式の変更を含む)を決定した。

 今後も高度ITを含めた国内外の最新技術の導入等により、設備を強化し、安定生産、生産性向上、コスト改善等の効果拡大を図る。

■ 設備投資概要

◇ 北海製鉄(株)第2高炉改修
所在地:北海道室蘭市仲町12番地
投資額:約350億円
炉容積:3,014㎥(現状2,902㎥)
施工:新日鉄住金エンジニアリング(株)他
改修予定:2020年下期
その他:現行高炉は2001年11月に稼働

◇ 名古屋製鐵所第3コークス炉リフレッシュ
所在地:愛知県東海市東海町5-3
投資額:約570億円(付帯設備を含む)
能力:80万t/年(84門)
稼働予定:2021年度上期

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