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TOTO、ベトナムに衛生陶器の新工場/18年3月の稼働開始

2015年12月24日

 衛生陶器・住宅設備機器メーカーのTOTO(福岡県北九州市)は22日、2014-2017年度 中期経営計画グローバルサプライチェーンの一環として供給戦略と連動した生産体制を構築すべく、ベトナムに新たな衛生陶器の生産工場を建設すると発表した。

 同社の衛生陶器の生産拠点数は現在、日本4拠点、米州3拠点、中国4拠点、アジア・オセアニア5拠点を保有している。

 これまでの地産地消の生産体制に加え、アジア・オセアニア地域を世界の供給基地として生産体制を充実させるため、ハノイ東側(フンイェン省)に新たな土地を取得し、新工場を建設する。

 建設にあたっては、エネルギー効率の高い最新のトンネル窯を導入するなど、グループの最新の技術とノウハウを結集し、環境に優しいグリーンファクトリーを実現する。

 新工場は、衛生陶器の量産工場と位置付け、便器・洗面器を中心とした生産を予定。2016年1月より着工し、2018年3月からの本格稼動を目指すとしている。

■ 新工場概要

名称:TOTOベトナム第三工場(仮称)
所在地:Plot No.M-7, Thang Long Industrial Park II, My Hao District, Hung Yen,Vietnam
投資額:約97億円
敷地面積:約119,000㎡
建屋面積:約73,000㎡
生産品目:衛生陶器
生産能力:約600,000個/年
着工:2016年1月
稼動予定:2018年3月

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