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東邦薬品、物流施設「TBC広島」が稼働開始

2018年11月26日

 東邦ホールディングスは21日、東邦薬品が医療用医薬品の物流拠点「TBC広島」を稼働したと発表した。

 設備は、パレット単位入荷の自動化、元梱単位でのトラックからの入荷処理の自動化に加え、深夜荷受に対応し、運送会社のドライバー不足や待機時間の改善を図る。

 また、ロボットによるピッキングと箱入れを実現。TBC埼玉では約2,500品目だった対象品目を約7,000品目に引き上げたことでピース(個装)ピッキングの90%を自動化した。さらに、得意先物量に応じた3種類の容器(オリコン)を自動的に選択し、商品の投入・蓋締め・封緘テープの貼付までを全て自動で行うことで、人手による作業を限界まで削減。

 加えて、出荷する元梱やオリコンをカーゴ台車へ自動積み付けをすることで、出荷エリアを省人化し、入荷から出荷までの無人処理化を実現した。

■ 物流施設概要

名称:東邦薬品(株)TBC広島
所在地:広島県広島市安佐南区伴西2-3-14
投資額:約150億円
敷地面積:31,014㎡
建築面積:12,207㎡
延床面積:31,700㎡
構造:RCSS造 地上4階建
取扱品目数:約25,000品目
取扱品目:医療用医薬品、医療機器、医療材料、検査薬等
カバーエリア:広島、岡山、鳥取、島根、山口、香川、愛媛、高知、福岡(一部)
最大出荷能力:250億円/月
稼働開始:2018年11月5日

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