東芝、大牟田市にバイオマス発電所/200億円投資
2018年11月30日
東芝は27日、子会社の東芝エネルギーシステムズがバイオマス発電所の新規建設を行うと発表した。
今回、再生可能エネルギー発電事業 の強化を目的として、東芝エネルギーシステムズ傘下で発電事業の運営を行う連結子会社のシグマパワー有明を通じ、新たにバイオマス発電所を建設する。
同社は、既に福岡県大牟田市にバイオマス発電所である三川発電所を有しているが、この隣接地に発電所を建設することで事業を拡大する。
東芝グループは、再生可能エネルギー発電事業者として規模を拡大し、将来的には、再生可能エネルギーや蓄電池などの複数のエネルギーとバーチャルパワープラントの最適制御により、電力市場全体の供給安定化を実現する統合アグリゲータサービス事業の展開を目指している。
■ バイオマス発電所概要
会社名:(株)シグマパワー有明
所在地:福岡県大牟田市新港町、西港町
投資額:約200億円
着工予定:2019年秋
稼働予定:2022年春