エア・ウォーター、名古屋市にエアセパレートガス充填工場
2018年12月3日
エア・ウォーター(大阪市中央区)は11月30日、名古屋市緑区の中部エア・ウォーター敷地内にエアセパレートガス充填工場を建設すると発表した。
今回、東海・北陸地域を事業エリアとする中部エア・ウォーターでは、産業・医療用シリンダーガスのさらなる事業展開を見据えて充填工場を新設する。
新充填工場の充填能力は、既存工場の約2倍となり、業界においては東海地区で最大規模となる見込み。最新鋭の充填設備を導入することで、充填ロスの削減を図るとともに、容器移動にはパレット方式を採用し作業の効率化を進めるほか、災害時におけるガスの安定供給にも対応できるよう、容器転倒防止対策を考慮した設備レイアウトとしている。
工場建設にあたっては、既存の充填工場のある土地に加え、中部エア・ウォーター本社事務所を近隣に新築移転させ、その跡地を合わせた土地上に、新充填工場を建設する。
■ 新工場概要
名称:中部エア・ウォーター 新充填工場
所在地:愛知県名古屋市緑区大根山2丁目132番地(現中部エア・ウォーター本社事務所、充填工場敷地内)
延床面積:約6,000㎡
設備概要:充填所、容器検査所
生産品目:酸素、医療用酸素、窒素、アルゴン、炭酸、エルナックス(ELNACKS)
着工予定:2019年6月(新充填工場)
:2018年11月30日(本社事務所)
完成予定:2020年6月(新充填工場)
:2019年5月(本社事務所)