味の素、川崎事業所にスープ製造工場/200億円投資
2018年12月3日
味の素(東京都中央区)は11月30日、川崎事業所内にスープ等の製造・包装工場を建設すると発表した。
同社は、新会社の発足や総額約400億円の設備投資を行い、生産体制の集約・再編を進めている。
今回、取り組みの一環として、約200億円の設備投資により、同社の川崎事業所内にスープ等の新工場を建設し、クノール食品の川崎事業所(川崎市高津区)を当初計画通り移管する。
これにより、フレキシブルな生産対応力とICT・自動化等先端技術の活用による高い生産性(現行比約2倍)を実現する。併せて、スープ事業の更なる伸長を目指して増産対応を行う。
これらの集約・再編や並行して進める増産対応により、当初計画通り2022年度以降、年間約70億円の収益改善効果と対象事業の事業利益率を約2%向上させ、事業構造の強化を図る。
■ 新工場概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区鈴木町1-1
投資額:約200億円(建物、製造・包装関連設備等)
建築面積:30,000㎡
構造:鉄骨構造6階建
事業内容:スープ等の製造・包装
着工予定:2018年12月
完工予定:2021年度上期