ユポ・コーポレーション、鹿島工場内に開発研究所建設
2018年12月10日
合成紙メーカーのユポ・コーポレーション(東京都千代田区)はこのほど、茨城県神栖市の鹿島工場内に開発研究所の新棟を建設すると発表した。
新棟は、工場内に分散配置している各種パイロット・試作・試験設備を集約するとともに各種分析・検査機器も新たに導入する。加えて、バイオマス由来樹脂を配合した製品であるユポグリーンや、紙用油性インキで両面印刷が可能なユポなど次代を担う画期的な新製品開発のスピードアップを図る。
また、工場内の開発関連設備の移設跡地には、将来の多品種・新製品生産に対応した生産設備を順次導入することで、将来の需要増に備え、生産能力の増強を計画している。
■ 新棟概要
所在地:茨城県神栖市東和田(鹿島工場隣接地)
投資額:13億円
建屋面積:1,375㎡
構造:鉄筋コンクリート造2階建
設備:ベンチ設備及び各種実験室、評価関連設備、執務・会議エリアを配置
施工会社:三菱ケミカルエンジニアリング(株)
着工:2018年
完成・稼働予定:2019年秋頃