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東海光学、真福寺事業所に第二工場

2018年12月10日

 眼鏡レンズ専門メーカーの東海光学(愛知県岡崎市)は6日、岡崎市真福寺町の真福寺事業所に第二工場を建設すると発表した。

 今回、コーティング関連設備を増強し、需要が増えるレーザやセンサーなど国内外の光学市場に向けて、光学機器・部品の生産体制を強化すると共に、眼鏡の海外展開を促進する。

 拡張部分には、照明のLED化を推し進め、工夫の施された外壁・屋根材や空調システムを採用することで、断熱性を確保し空調効率アップを図るなど、環境に配慮した設計となっている。

 また、内部ドアにスライド引き戸を採用するなど、デッドスペースの軽減とバリアフリーを実現することで、働きやすい環境づくりを行う。

 現在、半導体・光通信・車載などで需要が高まるレーザ・センサー市場からは、国内だけでなく海外からもコーティング関連の問合せが増えており、今後も多くのニーズが見込まれている。

 コーティングは、同市場におけるキー技術のひとつ。同社は、赤外領域フィルタ、高耐久性や高精度の追求、新規機能の付加など、様々な視点で用途に合わせた新規商品開発・提案・量産を進めており、今後も商品アイテムを増やしていく計画。 

■ 新工場概要

所在地:愛知県岡崎市真福寺町越田121番地(真福寺事業所)
投資額:約10億円
延床面積:約2,900㎡
生産能力:2倍(真福寺事業所全体)
完成予定:2019年11月

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