AGC、米国で100億円の設備投資/バイオ医薬品事業強化
2018年12月19日
AGC(東京都千代田区)は18日、米国子会社のAGC Biologics社の生産能力を増強すると発表した。
総投資額は約100億円を見込んでおり、2020年7月より本格稼働を開始する予定。
設備は、同社シアトル工場に動物細胞シングルユース仕様の2,000リットルバイオリアクターを12基増設するとともに、欧州・日本のみで保有していた微生物の受託開発製造設備を新設する。
増強により米国におけるバイオ医薬品生産能力は3倍となり、日本・米国・欧州において微生物、動物細胞を用いたバイオ医薬品CDMO(製造受託に加え、製造方法の開発を受託・代行)事業の3極一体運営体制が強化される。
■ 設備投資概要
所在地:米国・シアトル工場
投資額:約100億円
事業内容:バイオ医薬品の製造
本格稼働開始予定:2020年7月