TOTO、大分・中津工場に新棟/118億円
2018年12月26日
TOTO(福岡県北九州市)は25日、子会社のTOTOファインセラミックス本社・中津工場敷地内にセラミックス製品の生産工場棟を建設すると発表した。
TOTOのセラミック事業の主力製品である「静電チャック」は半導体製造装置のキーパーツであり、近年の半導体メモリ進化に伴い、さらなる需要拡大が見込まれている。
新工場棟は静電チャックの量産工場と位置付け、約118億円を投資する。また、最先端のセラミックス加工技術とノウハウを結集させ、IT技術も駆使することで、生産性向上を目指したスマートファクトリー化の実現を図る。
新工場棟は2019年1月より着工し、2020年10月からの稼働開始を目指す。
■ 新工場概要
名称:TOTOファインセラミックス本社・中津工場 第4棟(仮称)
所在地:大分県中津市大字田尻崎10番(TOTOファインセラミックス本社・中津工場)
投資額:約118億円
延床面積:約21,899㎡
構造:鉄骨造4階建て
生産品目:セラミックス製品・静電チャック
着工予定:2019年1月
竣工予定:2019年12月
稼働開始予定:2020年10月