荏原製作所、藤沢事業所に新棟建設
2018年12月27日
荏原製作所(東京都大田区)は26日、藤沢事業所内にドライ真空ポンプの生産を行う自動化工場V7棟を建設すると発表した。
IoTやAIの広がりを背景にあらゆるものに半導体が使われるようになり、産業分野の需要が急速に増えるなど、精密・電子事業カンパニーの主要市場である半導体製造装置市場は、拡大傾向にある。
半導体製造現場で欠かせないドライ真空ポンプの需要も伸びており、これらの需要に応えるため、自動化工場を新設し生産能力を高める。
工場内は、IoTを活用した自動化技術により生産状況、稼働状況をリアルタイムで管理し需要変動に合わせた効率的な加工・組立・物流工程を実現する。
また、機械加工から組立・試験までを同一棟内で一貫生産が可能なことに加え、多機種混流生産が可能となる。さらに、事業継続計画(BCP)を考慮した設備仕様となっている。
■ 新棟概要
所在地:神奈川県藤沢市本藤沢4-2-1
施設内容:ドライ真空ポンプ生産工場
建築面積:約18,450㎡
着工予定:2019年1月
竣工予定:2019年12月末