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SCREENホールディングス、彦根市の新工場が完成

2019年1月23日

 SCREENホールディングス(京都府京都市)は22日、彦根事業所内に建設を進めていた半導体製造装置の新たな生産拠点「S3(エス・キューブ)」が完成したと発表した。

 近年、パソコンやスマートフォンといった特定の商品だけでなく、自動車や金融、医療、社会インフラなど、幅広い産業に半導体・電子部品が使われている。

 半導体業界は、4年程度で好不況を繰り返す従来のようなサイクルを脱し、長期的な成長サイクルに入ったとの見方もあり、今後も大手デバイスメーカーでは高水準の設備投資が続くと予想されている。

 新工場は、免震構造を採用しBCPやBCMの体制を強化するとともに、機能的な物流システムと大型立体自動倉庫を導入。生産効率を追求することで、省人化とリードタイムの短縮を実現した。

 新工場の生産能力は従来比150%となり、タイムリーかつ安定した装置供給が可能となる。

■ 新工場概要

名称:彦根事業所「S3(エス・キューブ)」
所在地:滋賀県彦根市高宮町480-1
投資額:約90億円(生産革新プロジェクトに関連する工事全体の金額)
建築面積:約4,176㎡
延床面積:約12,458㎡
構造:鉄骨造(基礎免震構造) 地上5階建
事業内容:主力製品である枚葉式洗浄装置の生産など
操業開始:2019年1月

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