日野自動車、80億円で古河工場内に新工場
2019年1月30日
日野自動車(東京都日野市)は29日、100%子会社で架装メーカーのトランテックスが古河工場内に架装工場を建設すると発表した。
今回、古河工場内にウィングバンの架装工場を新設し、シャシ生産から架装までを一貫して行い、生産を連動させ効率化を図る。
日野自動車が生産したシャシをトランテックスが同敷地内で架装することにより、拠点間の車両陸送も不要となるため、商品の納期短縮とあわせて、ドライバー不足の解消を目指す。
架装工場の稼働開始は2021年を予定しており、工場建設にかかる投資額は約80億円の見込み。稼働開始時点では現行のトランテックス製ウィングバン完成車の生産から始め、同年中に新ラインアップ商品の生産も開始する計画。
古河の新架装工場に生産場所を移すウィングバン完成車を除いては、従来通りトランテックスの本社工場で架装を行う。
■ 新工場概要
会社名:(株)トランテックス
所在地:茨城県古河市名崎1番地(古河工場)
投資額:約80億円
建屋面積:約15,600㎡
生産品目:ウィングバン完成車、平ボデー完成車
生産能力:約6,000台/年
従業員数:約300名を予定 ※稼働開始時点
稼働開始予定:2021年