三菱電機、名古屋市東区に新棟建設/16年10月の竣工
2016年1月5日
三菱電機(東京都千代田区)は12月25日、愛知県名古屋市にある名古屋製作所の近隣の大幸地区に産業メカトロニクス事業のグローバル市場でのアフターサービスの中核拠点として新棟を建設すると発表した。
同社の産業メカトロニクス事業は、NC・レーザー加工機・放電加工機のグローバル展開にあわせてアフターサービスの整備を進めているが、顧客への生産性・収益性への貢献、満足度向上に向け、アフターサービス対応力の強化が必要不可欠となっている。
既にアフターサービスの中核拠点として大幸地区にサービス拠点を設置しているが、今後の新製品投入を見据えた保守・修理能力の拡大、サービス・技術力向上に向けた研修施設の拡充や、同社が提唱するFA統合ソリューションであるe-F@ctory(イーファクトリー)のリモートサービスの実施など、国内外でのアフターサービス対応力の一層の強化を図る為、同地区に新棟を建設する。
投資額は約9億円、延床面積約2,800㎡の地上4階建、16年10月に竣工し、順次稼働する予定。
■ 新棟概要
所在地:愛知県名古屋市東区大幸南一丁目1番9号
投資額:約9億円
建築面積:約700㎡
延床面積:約2,800㎡
構造:鉄骨造、地上4階建
主な用途:数値制御装置(NC)・レーザー加工機・放電加工機の保守・修理、研修ルーム、リモートサービス用モニタールームなど
環境・省エネ対策:太陽光発電システム、LED照明e-F@ctoryを導入したエネルギー管理システム
竣工予定:2016年10月
稼働予定:竣工後、順次稼働