旭化成、守山市・米国でLIB用セパレータ増産/300億円投資
2019年3月15日
旭化成(東京都千代田区)は14日、滋賀県守山市と米国ノースカロライナ州の既存工場でリチウムイオン二次電池(LIB)用セパレータを増産すると発表した。
投資額は約300億円。年間生産能力は湿式膜 約3億㎡、乾式膜 約1.5億㎡の合計約4.5億㎡増加させる。2021年度上期の商業運転開始を予定している。
近年、LIB市場は電気自動車等の車載用途や電力貯蔵(ESS)用途を中心に、急速に成長している。今回、生産品目・製造ラインの統廃合などでLIB用セパレータの生産性を向上させる。
■ 設備投資概要
所在地:滋賀県守山市小島町515(守山製造所内)
:米国ノースカロライナ州(既存工場内)
投資額:約300億円
生産品目:LIB用セパレータ「ハイポア」(湿式膜)および「セルガード」
生産能力:湿式膜 約3億㎡/年、乾式膜 約1.5億㎡/年
商業運転開始予定:2021年度上期