日本製紙、80億円で富士工場に家庭紙第二抄紙機
2019年3月22日
日本製紙は20日、日本製紙グループの日本製紙クレシアと、春日製紙工業の家庭紙合弁事業会社であるクレシア春日が、2018年5月に稼働した家庭紙第一抄紙機に続いて第二抄紙機を新設すると発表した。
新設する第二抄紙機は、日本製紙の富士工場敷地内に第一抄紙機に隣接して設置する。第一抄紙機と同様、ユーティリティーの利用など、同工場の持つ資産を有効活用する。年間生産能力は約40,000トン。近年需要が伸びている長尺トイレットロールを中心に生産する。
今回のクレシア春日の能力増強により、日本製紙クレシアは、伸長する長尺ものに対する供給体制の充実を図る。
■ 設備投資概要
所在地:静岡県富士市蓼原600(日本製紙 富士工場敷地内)
投資額:約80億円
生産品目:トイレットロール
生産能力:約40,000トン/年
稼働開始予定:2020年6月