ヤクルト本社、中国・佛山工場が稼働開始
2019年3月25日
ヤクルト本社(東京都港区)は22日、広州ヤクルトの佛山工場で今月28日に乳酸菌飲料「ヤクルトライト」の生産を開始すると発表した。
佛山工場は、中国大陸で広州(第1工場、第2工場)、上海、天津、無錫に続く生産拠点となる。
広州ヤクルトは、2002年に中国広東省広州市で「ヤクルト」の生産および販売を開始し、2018年1~12月の累計販売実績は1日平均285万本(前年比107%)と順調に伸長している。
広東省では、健康意識の高まりから中心都市での需要が堅調なことに加え、郊外都市でも徐々にプロバイオティクスへの理解が浸透し、今後も販売拡大が見込まれている。
■ 新工場概要
名称:広州ヤクルト 佛山工場
所在地:中国・広東省佛山市三水区
敷地面積:43,589㎡
建築面積:16,802㎡
延床面積:25,382㎡
生産品目:乳酸菌飲料「ヤクルト」「ヤクルトライト」
生産能力:160万本/日(当面の生産体制は120万本/日の予定)
※「ヤクルトライト」を先行して生産し、「ヤクルト」は、今後の需給を見ながら生産
製品供給地域:広東省および海南省
着工:2017年7月
生産開始予定:2019年3月28日