ジェネシス、深圳工場内に新棟
2019年3月26日
ネオスの子会社でIT機器の開発・製造を行うジェネシスホールディングス(東京都千代田区)は中国・深圳法人の工場施設を拡張移転すると発表した。
ジェネシスは、中国・深圳に製造拠点を保有し、日本企業に特化したODMを行っている。顧客ニーズに合わせた小ロットで自由度の高いスマートデバイスを企画・開発・製造するノウハウを持ち、タブレット、スマートフォンだけでなくVRデバイスやAIロボットなど、さまざまなIoTデバイスの企画・開発・製造を手がけている。
近年の社会的なICT化やIoTの進展に伴い、デバイスの用途や形態も多様化しており、その製造需要は増加傾向にある。
ジェネシスにおいても、IoTデバイスをはじめとしたさまざまなスマートデバイスの製造依頼を受けている状況で、需要拡大に対応するため、深圳法人の工場施設を拡張移転する。
工場では、製造フロアの拡大や人員の増強等により生産キャパシティを拡張し、さらなる増産を可能にするとともに、各種設備の充実によりこれまで外注などで対応していた信頼性試験等も内製化することで、生産効率や品質の向上を実現する。
■ 新工場概要
名称:創世訊聯科技(深圳)有限公司
所在地:中国・広東省深圳市宝安区新安街道留仙二路潤恒鼎豐産業園二棟四楼
社員数:約130名(臨時工含む)
主な製造品目:ICTおよびIoT製品の製造、品質管理受託
稼働開始予定:2019年3月