豊田通商、静岡・御前崎市にプラスチック再生工場
2019年4月8日
豊田通商は5日、ヴェオリア・ジャパン、小島産業と共同で、使用済みプラスチックを再資源化する日本最大級のリサイクルプラスチック製造会社「プラニック」を設立したと発表した。
新会社では、自動車や家電から出る使用済プラスチックだけでなく、物流センターやショッピングセンターから梱包資材、使用済パレットやコンテナなどの製品プラスチックをマテリアルリサイクルし、再資源化する。
回収されたプラスチックは、様々な性質のものが混在するため、素材ごとの選別に課題があるが、プラスチックの「Car to Car」リサイクル技術をもつGalloo Plastics S.A.から技術供与を受け、日本初の高度比重選別技術を活用することで、高品質で価格を抑えたリサイクルプラスチックの製造を目指す。
■ 新工場概要
会社名:(株)プラニック
所在地:静岡県御前崎市
従業員数:約40名
事業内容:ミックスプラスチックを原料とした樹脂製造
生産能力:約4万トン/年
稼働開始予定:2021年