コカ・コーラ ボトラーズジャパン、京都工場に新製造ラインが完成
2019年5月8日
コカ・コーラ ボトラーズジャパン(東京都港区)は4月25日、京都府久御山町の京都工場内に建設を進めていた新製造ラインが完成したと発表した。
設置したのは、ペットボトル製品のアセプティック(無菌充填)ライン。京阪神向けを中心に西日本エリアの需要増加に対応する。生産能力は1分間に900本。同社発足後初となる新ラインが京都工場に完成したことで、新たな製品供給体制をスタートさせ、需要が高まっている「ジョージア ジャパン クラフトマン」などを中心に製造する。
同社は、昨年7月の西日本豪雨により、3つのラインを保有していた本郷工場(広島県三原市)が被災。加えて、例年より早い梅雨明けと記録的な猛暑が重なったことで、製品供給にも影響が生じた。このことから、新たにアセプティック7ラインを2020年春までに段階的かつ着実に拡大設置していくことで安定した製品の製造と供給を図る。
■ 設備投資概要
名称:ペットボトル飲料無菌充填ライン(3号ライン)
所在地:京都府久世郡久御山町田井新荒見128(京都工場)
延床面積:5,000㎡
製造品目:綾鷹、爽健美茶、ジョージア ジャパン クラフトマン など
製造能力:1分間に900本
着工:2018年2月
完成:2018年12月
竣工:2019年2月