キヤノン、茨城・笠間市に新工場/3年で100億投資
2019年5月20日
キヤノンは16日、子会社で精密プラスチック金型の設計、製作を行うキヤノンモールドが茨城県笠間市に新工場を建設すると発表した。
これまでキヤノンは、産業機器や金型製造を強みとする会社をグループに迎え、生産技術の強化や関連事業の拡大を図ってきた。
今回、金型事業を担うキヤノンモールドが茨城県笠間市内に持つ6カ所の工場を集約し、今後の金型事業拡大に向けて新用地で工場を建設する。
新工場では、建物や設備を刷新し、生産能力の増強と物流効率の向上を図る。キヤノンモールドは引き続き、同じ茨城県内にある阿見事業所と連携し、市場変動による需要の変化に対応できるよう最適な生産体制を構築を図る。
■ 新工場概要
名称:キヤノンモールド 本社・友部事業所(仮称)
所在地:茨城県笠間市柏井外(茨城中央工業団地・笠間地区)
投資額:約100億円以上(今後3年間)
敷地面積:約100,000㎡
延床面積:約18,000㎡(土地・建物:キヤノン、設備:キヤノンモールド)
事業内容:精密プラスチック金型の設計、製作
操業開始予定:2020年8月