トヨタ自動車、ミャンマーに新工場/ハイラックスの製造
2019年5月31日
トヨタ自動車は30日、ミャンマーで初めてとなる車両生産会社Toyota Myanmar Co., Ltd.(以下:TMY)を設立し、新工場を建設すると発表した。
ミャンマーの自動車市場は、経済の発展に伴い、近年、新車需要が大幅に伸長している(18年市場:約1.8万台、前年比2.1倍増)。トヨタは現在、ミャンマーで、輸入によりハイラックス、ヴィオス、ラッシュ等の車両を販売しているが、今後も着実に拡大する市場を見据え今年6月にTMYを設立する。
新工場は、最大都市ヤンゴンの南部近郊に位置するティラワ経済特区に建設を予定しており、投資額は約5,260万米ドルを見込んでる。新規雇用は約130人を予定しており、2021年の稼働当初はSKD(セミノックダウン方式)でハイラックスを年間能力約2,500台で生産する予定。
■ 新工場概要
会社名:Toyota Myanmar Co., Ltd.
所在地:ミャンマー連邦共和国、ティラワ経済特区
投資額:5,260万米ドル(約58億円)
生産車種:ハイラックス
生産能力:2,500台/年(1直)
従業員数:130名程度
出資比率:トヨタ自動車(株)85%、豊田通商(株)15%
会社設立予定:2019年6月
生産開始予定:2021年2月