ミズホメディー、久留米市の新工場・研究所が竣工
2019年6月3日
ミズホメディーは5月31日、福岡県久留米市に建設を進めていた「ミズホメディー久留米工場・遺伝子研究所」が竣工したと発表した。
同工場・研究所では、遺伝子POCT検査システムの検査キットであるマイコプラズマ核酸キット「スマートジーン Myco」や感染症迅速診断システムの検査キット「クイックチェイサーAutoシリーズ(富士フイルム向け製品を含む)」の製造を行う。
研究施設では、遺伝子POCT検査における各種感染症項目の開発を始め、評価・改良を含めた継続的な研究開発を行う。
また、既存製品の生産能力の拡大や新たな診断技術である遺伝子POCT検査の研究開発の強化により、品質の高い製品の安定供給を目指す。
今後は、生産用設備の設置や人員配置等の生産体制の整備を進めるとともに、薬事上求められる行政の審査等を経て承認を受けたのち、2019年9月より生産を開始する予定。
■ 新工場概要
名称:ミズホメディー久留米工場・遺伝子研究所
所在地:福岡県久留米市藤光町735番13
投資額:約12億円(土地・建物・建物付属設備等)
敷地面積:10,010㎡(3,028坪)
延床面積:4,660㎡(1,410坪)
構造:鉄骨造2階建
竣工:2019年5月31日
生産開始予定:2019年9月