日本通運、九州医薬品センターを着工
2019年6月7日
日本通運は6日、福岡県北九州市に建設を計画していた九州医薬品センターを着工したと発表した。
同社は、医薬品に関するGDP(適正な流通基準)の日本への導入に伴う医薬品物流の変化に対応し、GDPに基づく品質管理に加え、医薬品供給のBCP対応やドライバー不足への対応を含め、医薬品物流の全体最適を実現する医薬品サプライネットワークの構築を進めている。
今回、物流インフラが充実する北九州市に設置する九州医薬品センターは、九州内への医薬品供給だけでなく、国内外の医薬品サプライチェーンを見据えたグローバルレベルでの戦略的拠点として位置付けている。
九州医薬品センターの建設開始に引き続き、今月24日には西日本医薬品センター(大阪府寝屋川市)の地鎮祭を予定しており、その後も東日本(埼玉県久喜市)と富山(富山市)の医薬品センターも順次着工する予定。
■ 物流施設概要
所在地:福岡県北九州市小倉南区舞ケ丘6丁目1258番6他
敷地面積:14,199.17㎡
建築面積:5,002.60㎡
延床面積:17,279.16㎡
構造:鉄骨造 地上5階建
設備等:免震構造、非常用発電設備、防虫・セキュリティ設備 他
着工:2019年6月3日
営業開始予定:2020年9月