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ANAグループのOCS、東京都江東区に新物流拠点/17年10月の稼働開始

2016年1月14日

 ANAホールディングスは7日、ANAグループで貨物事業を行うOCS(東京都港区)が江東区辰巳にOCS東京ロジスティクスセンター(仮称)を建設すると発表した。

 TPP大筋合意やASEAN経済共同体の設立、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に伴い、アジアの貨物量増加、物流ニーズ拡大が予想されていることなどから新設を決定した。

 東京ロジスティクスセンターは、羽田および成田空港の利便性を最大限活用できる立地を活かし、これまで分散していた物流機能を集約することで、沖縄貨物ハブを活用した国際エクスプレスのよりスピーディなサービスを実現。また、貨物自動仕分け機を導入して処理可能件数を現在の約3倍とすることで、効率化及び生産性向上によるサービスの充実を図り、多様化する顧客のニーズに対応する。

 現在の本社(東京都港区芝浦)と新木場オペレーションセンター(東京都江東区新木場)の機能を集約し、敷地面積約6,600㎡、延床面積約19,000㎡の鉄骨造・地上8階建の建物を建設。16年5月の着工、17年8月の竣工、17年10月の稼働開始を目指す。

■ 新物流施設概要

名称:OCS東京ロジスティクスセンター(仮称)
所在地:東京都江東区辰巳
敷地面積:約6,600㎡
延床面積:約19,000㎡
構造:鉄骨造(基礎:RC造)、地上8階建
着工予定:2016年5月
竣工予定:2017年8月
供用開始予定:2017年10月

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