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清水建設、江東区にイノベーションセンター/500億円投資

2019年6月10日

 清水建設は7日、東京都江東区潮見に土地を取得し、大規模イノベーションセンターを建設すると発表した。

 土地代を含む総投資額は約500億円。研究施設、研修施設、歴史資料展示施設等、総延床面積約20,000㎡からなる施設を建設する。竣工は2022年3月を予定している。

 建設地は、江東区潮見2丁目に所在する約37,000㎡の土地で、JR京葉線「潮見駅」から徒歩1分、中央区京橋の本社から約6㎞、江東区の技術研究所・東京木工場から約3kmというロケーションに位置する。

 施設群は、オープンイノベーションや情報発信拠点となる本館、建設ロボットや構造・材料などの生産革新を目指した研究施設、体験型研修施設と歴史資料展示施設で構成される。これにともない、現行の技術研究所の一部の機能を新施設に移転し技術研究所の施設群を再整備する。

 また、同社の二代目当主である清水喜助が手掛け、青森県六戸町に移築されていた旧渋沢邸を譲り受け同敷地内に再移築し、保存する予定。

■ 施設概要

所在地:東京都江東区潮見2丁目8番地内
敷地面積:36,880㎡
延床面積:20,000㎡(5棟)
設計・施工:清水建設
竣工予定:2022年3月

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